文化庁「劇場・音楽堂等間ネットワーク構築支援事業」の報告

クラ協News vol.7

2013年4月22日、文化庁にて開催されました標記説明会のうち、同指針により、今年度より新たに設けられた「平成25年度劇場・音楽堂等活性化事業」についてご報告致します。この事業は劇場法の制定を受け、3月29日に告示された指針に基づき、今年度新設された事業です。

●事業名:「劇場・音楽堂等間ネットワーク構築支援事業」
●内容
劇場・音楽堂等相互の連携・協力を促進するとともに、国民がその居住する地域にかかわらず等しく実演芸術を鑑賞できるよう、劇場・音楽堂等又は実演芸術団体が企画制作する実演芸術の巡回公演に対し支援します。
●対象者
(1)劇場・音楽堂等を設置する者、指定管理者を導入する施設については法人格を有する指定管理者、民間の劇場も含む。
(2)実演芸術団体(営利法人は不可)
●対象となる事業
複数の都道府県内の劇場・音楽堂を巡回して実施する公演補助金の額 補助事業に要する旅費及び運搬費の合計額を上限とする。

尚、営利法人からの直接申請については不可ですが、営利法人に所属する演奏家や団体の巡回公演については対象劇場・音楽堂からの申請が可能です。詳しくは文化庁ホームページをご参照下さいませ。
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/02gekijyo_ongakudo/h25_kasseika.html

一般社団法人日本クラシック音楽事業協会 理事・事務局長 丹羽 徹