協会概要

●ごあいさつ

 
西洋文化であるクラシック音楽、それが日本人にとって、いかなる存在なのか。日本社会における役割が奈辺にあるのか。私にとって、それは大いなるテーマでした。クラシック音楽を学校の授業で学び、クラシック音楽専用ホールもあまた建設され、コンサートが身近に存している日本。
 我が国におけるクラシック音楽の現状を、鹿鳴館時代を引きずる、欧米化へのコンプレックスの残滓と言う人がいます。バブル期にはファッションと言う人も。一方で、ポップスのように気軽に聴く、単なる娯楽の一分野と言う人もいます。しかし、私にはいずれも説得力を持って響きません。阪神淡路大震災や東日本大震災のおり、クラシック音楽は、心を癒し、人々の絆を確認するかけがえのない力となりました。あれは教養主義の表れだったのでしょうか、それともファッションや娯楽だったのでしょうか。
 今や、そのようなことに考えも及ばない、コスモポニタリズムを体現する演奏家や聴衆が生まれています。産まれた時から家にピアノがあり、彼らが聴いた子守唄はブラームスであったりするのです。私たちの世代のクラシック音楽に対する肩肘張った愛着と、少し取り澄ました綺麗事と建前の感覚など、彼らには無縁です。クラシック音楽を理屈で語ろうとする、この感覚こそ、旧世代に属する証左のようにも感じます。
 西洋文化の精神性が理解出来るのか、日本人にとって、などと大上段に構えて突き詰める必要などない時代に入っているのでしょう。クラシック音楽は、それほどまで身近になり無限の多様性を示して、私たちを包み込んでくれています。
 東京オリンピック・パラリンピックの開催される2020年、当協会は、前身の音楽マネージャー協会創立から60周年、社団設立20周年という節目を迎えます。令和という新しい御代においても、協会発足当初の思いは、先達から私たちへ脈々と継承されています。私たちを取り巻く環境は変化し続けて止みません。社会の少子高齢化もその一つです。当協会が取り組むべき課題も、限りなく生まれては消えてゆきます。社会の変化に追いつくべきことも、逆に引き止めるべきこともあるでしょう。私たちは、それらの課題に粛粛と向き合い、当協会のあるべき役割を果たしてまいります。そのことが、クラシック音楽を取り巻く環境の整備となり、ひいては思いやり溢れる日本社会を形成し、明るい未来を創造すると信じるからです。
 いつの時代も、クラシック音楽はあなたを幸せにするのですから。


令和元年6月

一般社団法人日本クラシック音楽事業協会

会 長    入 山 功 一

●名称  一般社団法人日本クラシック音楽事業協会
       (英文名:Japan Association of Classical Music Presenters)
       (略称・愛称: CLASSIC  クラシック)   

●所在地 〒141−0022 東京都品川区東五反田5-24-9
       TEL 03-5488-6777   FAX 03-5488-6779

●社団法人設立
平成7年11月1日 通商産業省認可
  監督官庁=経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課(平成25年3月31日まで)
平成16年5月24日 文部科学省認可
  監督官庁=文部科学省 文化庁 文化部 芸術文化課(平成25年3月31日まで) 

●一般社団法人移行
平成25年4月1日 内閣府認可

●目的
本会は、クラシック音楽事業(クラシック音楽に係るマネジメント事業、ホール事業、出版事業、放送事業、情報提供事業等の事業をいう。)
並びにクラシック音楽文化活動に関する人材の育成、調査及び研究、普及及び啓発等を行うことにより、クラシック音楽事業及びその関連産業の振興並びにクラシック音楽文化の発展を図り、もってゆとりある豊かな国民生活文化の向上に寄与するとともに、経済の健全な発展及び国際相互理解の増進に資することを目的とする。


●事業内容
この法人は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
 (1)クラシック音楽の普及事業
 (2)音楽文化の発展のための事業
 (3)その他この法人の前条の目的に適う事業
 尚、この法人の活動及び事業は、日本全国で行うものとする。


●組織





会員(90社、団体・個人)※2019年5月現在
・正会員(46社、団体・個人)
・賛助会員(44社、団体・個人)

正会員=クラシック音楽事業[クラシック音楽に係わるマネジメント事業、ホール事業、出版事業、放送事業、情報提供事業等の事業をいう。]及びクラシック音楽文化活動を営む法人又は個人並びにこれらの者で構成する団体。
賛助会員=本会の事業に協力しようとする事業者、法人、団体、個人。


●役員 令和元年6月14日現在


●沿革
1948年 「音楽マネージャークラブ」として発足
1950年 「音楽マネージャー協会」と改名
1993年 「日本音楽マネジメント協会」と改称
1995年 通商産業大臣(当時)の認可を得て「社団法人日本クラシック音楽マネジメント協会」として法人化
1999年 「社団法人日本クラシック音楽事業協会」へと改名※
2004年 文部科学大臣の認可を受け、経済産業省及び文化庁の共管社団に
2013年 「一般社団法人日本クラシック音楽事業協会」へ移行(公益法人制度改革に対応)

※クラシック音楽に携わる多くの関係団体の協力を得、クラシック音楽及びその関連事業の振興を図り、幅広いクラシック音楽活動を展開していく為

日本クラシック音楽事業協会の歩み


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定款

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